第8集 小節・二 紫色の見過ぎで少し綠がかつた、サインペンの太字を見ながら、私は夢想してゐた。少し距離の離れた彼の事……それから、これから逢ふ彼の事について。 次:小龍としての晩餐:一章の小說 前:小節・一 公開:2022年5月8日 初出:2018年7月9日 著:絲 適用:CC0[著作權抛棄]